紙申告より楽でお得 電子申告のメリット

コロナの影響で電子申告がかなり増えているみたいですね。私も去年までは紙で確定申告書を提出していました。

なぜか?

とにかく初期設定が面倒くさそうという、ただそれだけでした。きっと紙で提出している方の思いは一緒だと思います。

しかし、来年から遂に電子優遇社会がやってくることになります。そこに備えて重い腰を上げて今回電子申告してみました。

電子申告優遇制度新設

まずは、こちらを

(国税庁HPより)

簡単に言うと、電子申告か電子帳簿保存をしてくれた人は所得の控除額合計を10万円今までより増やしてあげますよという感じです。

まず控除の2種類について

基礎控除は確定申告や年末調整時に所得税の計算時に全員が一律に差し引かれる控除部分で、ここは38万円から10万円増額の一律48万円控除となります。

次に青色申告特別控除は下記の条件を満たす個人の所得から65万円控除が受けることができます。来年からの改正で金額に差異が出るのは、この部分となります。

・個人が不動産所得又は事業所得を生ずべき事業を営む
・税務署に開業届出と一緒に青色申告承認申請書を提出
・2ページ目上部の要件(簿記のルールで帳簿に記録、作成したPL、BSを申告期限内に提出)を満たす

今年の確定申告までは、65万円の控除が受けられますが、来年以降電子申告か電子帳簿保存を導入しない場合、55万円の控除となり、全体でみると一律全員の控除が増え、個人事業主の旨味が少し減ることとなります。

電子帳簿保存については、申告の計算根拠資料を電子ですべて保存するもので、上場企業でもほんの一部しかまだ取り入れてないといわれるほど、中々骨の折れるイケてる?保存方法なので、正直個人でされる方はあまりいないのではと思います。

紙保存でないため、ペーパーレス、保存場所の確保がいらなくなるメリットもあり、何十年か後には主流にはなるでしょうが、現状は手間やコスト面のリスクが大きいため、もはやこれをやるなら30万円くらい控除を上乗せしてほしいくらいです。

ということで、もしするなら恐らく電子申告一択ではないでしょうか?

その他メリット

郵送の必要なし

封筒も買わないといけないし、控えがほしい場合は自分で切手貼った返送用封筒も同封しないといけないため、面倒でお金もかかります

添付資料の提出も不要

一部例外もありますが、基本的には電子申告であれば必要事項を記載していれば、添付は必要ありません。ただ、添付書類の保存は必要となりますので注意してください。あと地味にのりでペタペタ資料を貼る作業がなくなるのはうれしいですね。

還付が早い

以前の記事でも書きましたが、電子申告による申告をすると早期還付を受けることができます。一般的には還付金の支払い手続きには概ね1ヵ月~1ヵ月半程度の期間を要するとされており、e-Taxの場合は、3週間程度で処理されるそうです。

デメリット

最初の設定に少し手間がかかる

電子申告の方法は、マイナンバーカード方式ID・パスワード方式がありますが、どちらも必要物があり、少し長くなるので次回また書きたいと思います

期限ギリギリの電子申告は多少リスクあり

期限最終日になると、サーバーが混み合うので、スムーズに電子申告できない可能性があります。パソコンが急に壊れることもあるかもしれません。もちろんそれで期限過ぎても税務署は期限内に提出したものとは扱ってくれませんので、余裕をもって申告しましょう

郵送の注意点

さいごに、郵送する際の注意点を少し書きます。

確定申告書の提出は消印の日付が提出日と見なされます。つまり、締切当日に郵便窓口で受け付けてもらえば充分に間に合うということです。ただし、ポストに投函する場合は回収時間の関係で翌日扱いになってしまう可能性もありますから、締切間際になったら窓口へ行く方が安心です。

また控えがほしい場合は、自分で確定申告書を2部印刷し、切手を貼った返送用封筒同封して送る必要があります。税務署はわざわざ新しく印刷して、控えを親切に送ったりしてくれませんので注意が必要です。

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